キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第2回)

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役そのものを愛している

――『太陽を抱く月』は悲しいラブストーリーでもありました。それだけ以前に出演した時代劇とはまた違ったところも多かったと思います。
「私が出演した時代劇は、『トンイ』を除いてロマンスがいつも込められていました。ファンのみなさんには『太陽を抱く月』がもっとも愛されましたけれど。特に、この作品では男の主人公たちがみんな私を愛していたから、“これは絶対にやらなきゃ”と思いました(笑) 。結局、『太陽を抱く月』がみなさんから愛されたのは、恋を描きながらも固くないファンタジーだったからだと思います。神秘的で女性のロマンスをすべて入れて作られてしました。シナリオを読んでも、夢中になるくらい面白かったです。次回のシナリオが早く出たら、と思って待っていたほどです。私の出演分が終わったのに、成人後のシナリオまですべて読みました(笑) 。本当に面白かったです」
――年齢的に、ラブストーリを演技するにはまだ早い感じがしますが(笑) 。
「私は他の子役に比べて、本格的なロマンスを早く始めたほうです。もちろん、恋がなんなのかまだよくわからないから、どうすればうまく演技できるのかもわかりません。ロマンスの場合は相手役が本当に大事だと思います。




お互いよく合わせることが重要ですね。一緒に話し合って、また親しくならなければならないですね。作品が終わると寂しくなったりもするけど、撮影をする時だけは楽しくやろうと思います。役に没頭すると本気で好きな心も生じるじゃないですか。しかし、それはあくまでも、役を愛するのだと思います。またそうしようと思っています」
(ページ3に続く)

キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第1回)

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