キム・ユジョンは12歳の時に何を語ったか(第2回)

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1999年9月に生まれたキム・ユジョンに、2012年7月にインタビューをした。その時に彼女は12歳だった。今回の記事はそのインタビューの第2回目。時代劇についてたっぷり語ってくれた。

2012年7月に撮影




時代劇に出ると歴史を学べる

――時代劇は言葉が古く、衣裳やメイクに手がかかって現代劇と比べて違うところが多いでしょう。どんな点が特に難しいですか。
「私は現代劇にあまり出演していません。映画は全部現代が背景になっていましたが、ドラマは時代劇が多いです。それもあって時代劇に愛着を持っています。今は時代劇がむしろ楽です。初めは不便だったのですが、韓服(チマチョゴリ) も今はとても楽です。韓服を1人で着れますよ。衣裳担当の方が忙しい時は、他の人が着るのも手伝います(笑) 。これはこのようにするんですよ、とか言いながら……。髪形もキレイにするためスプレーをたくさん使いますが、そこにもコツがあるんですよ。現代劇では髪形を整えて撮影が終われば翌日また髪を洗っていかなければならないでしょう。でも、時代劇では髪を洗わなくてもいいんです(笑) 。ヘア担当の方に“やっぱり洗わないとダメでしょう”と聞いたら、“洗わないほうがもっとスタイルがちゃんと出る”と言われたんです。私は多くの面で時代劇のほうが楽でいいです。それに時代劇に出ると歴史についてもっと学ぶことができます。撮影のためにどうしても授業を抜ける場合が多いのですが、時代劇をすれば歴史に関する本をもっと読むようになるんですよ。学校の友だちは教科書に出る硬い歴史だけを学ぶじゃないですか。




しかし、私は古い言葉もたくさんわかるようになりました。シナリオに難しい単語の意味が書いてあるんです。特に『太陽を抱く月』ではヨヌが本をたくさん読む子供だったから専門的な用語がたくさん出てきます。そこでも多くのことを学ぶことができました」
(ページ2に続く)

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