屋台を仕切るのは?
「シャッターアジョシ」は、お店の切り盛りは妻に任せっきりで、自分は遊んでばかりいます。
でも、お店が終わると、シャッターを閉めにやってきて、売上のお金も持っていってしまうのです。
そういえば、店を切り盛りする女性の夫が借金ばかり作っているというのも、韓国ドラマによくあるストーリーです。
さらに、屋台を開いているのも中年の女性が圧倒的に多いようです。特に市場の周辺などは、夜中まで買い物客でごった返すので、大勢が入れるような屋台を、女性が1人で切り盛りしていることもあります。
基本的に屋台はお酒を出しますから、酔っ払った客が暴れたりすることもしばしば。それでも女性たちは、気丈に立ち向かいます。また、普通のお客さんたちには、明るい笑顔で話し掛け、サービスもたくさんしてくれます。
一方、20代から30代の若者世代では、日本のように夫婦共働きが当たり前になり、企業に就職する女性の数も増えました。経済的に余裕のある家庭では、家政婦さんを雇って、育児や家事を任せることもあります。
時代と共に女性の働き方も大きく変化してきましたが、やはり韓国では女性がいつも元気です。
文=「ロコレ」編集部