彼にとっても黄金色
撮影は真冬の時期にも及んだ。
パク・シフは寒さが身に沁みたという。
「冬の撮影が多かったので、寒くて辛いときがありました。たとえば、共演者とスキー場に行って撮るシーンのときは本当に寒かったです。でも、楽しい気持ちで撮影をすることができました。モニターを自分で直接見て見ますと、とても幸せそうに撮られていて、やりがいを感じました」
『黄金色の私の人生』がパク・シフの俳優人生を大きく左右する作品であったことは間違いない。
「俳優にとって視聴率40%を超える作品に出演できるというのは、本当に俳優人生の中で1回あるかないかくらいのことだと思うんです。今回のように視聴率40%を超えるドラマに出演できたということは、本当に夢のように思っています。このドラマの出演によって、タイトルそのもののように僕の黄金色の人生が広がっていくような気分になりました」
こう語ったときのパク・シフは本当に充実した表情を浮かべていた。
文=「ロコレ」編集部