『王女の男』は韓国時代劇の歴史を彩る傑作である。特に、主役のキム・スンユを演じたパク・シフの演技力が大きかった。責任プロデューサーとして制作を統括したチェ・ジヨン氏と、監督として演出を担当したキム・ジョンミン氏は、パク・シフの魅力について次のように語っている。
彼以外は考えられない
『王女の男』では、男女の主人公が非常に複合的なキャラクターとなっていたが、特にキム・スンユの場合は、愛を持続しながら復讐に燃えるという難しい役柄だった。それだけ、キム・スンユを演じる俳優には演技力が求められた。
白羽の矢が立ったパク・シフ。彼は見事に期待に応えたが、どのようにキャスティングされたのだろうか。
責任プロデューサーのチェ・ジヨン氏は次のように語っている。
「パク・シフは現代劇で高い評価を受けていましたが、果たして伝統衣裳を着たときに視聴者がどんな印象を受けるかが私たちもよくわかりませんでした。本人もその部分については期待半分、不安半分だったようです。いざ撮影して編集をしてみると、そんな憂慮がなくなりました。放送回数を重ねるたびに同化されていったと言いましょうか。終わってみれば、『王女の男』のキム・スンユはパク・シフ以外には考えられないでしょう。キャスティングが成功しました」(ページ2に続く)
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