チャン・グンソクの熱演に注目
今回の『スイッチ―世界を変えろ』を考えるならば、どうしても『テバク』と比較したくなってくる。
そこで、『テバク』の視聴率の推移を見てみよう。
『テバク』の第1話の視聴率は11.8%だった(ニールセン・コリアの全国統計。以下同様)。
続いて、第2話が12.2%に上がったが、第3話は11.6%と下がり、第4話は9.5%まで急降下した。
以後も10%の大台を切ったままで、第19話は7.7%まで下がった。しかし、最終の第24話は10.0%を記録して、最後は再び10%台に乗せて放送を終えた。
結局、全24話の平均視聴率は9.3%だった。
全体としてみると、『テバク』は出だしが良かったのだが、その後に視聴率が下がって苦戦。しかし、終盤に再び上昇して最後は合格点の視聴率をあげた。
一方、『スイッチ―世界を変えろ』は序盤こそ『テバク』に及ばないのだが、地上波の同時間帯ドラマでは1位を記録して、今後の視聴率上昇を予感させる出来ばえになっている。
鍵を握るのは、なんといってもチャン・グンソクの熱演ぶり。それがドラマを大いに盛り上げるに違いない。
文=「ロコレ」編集部