名作再現『春のワルツ』7/珠玉のストーリー

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韓国人の天才ピアニスト、ジェハ(ソ・ドヨン)。マネージャーであるフィリップ(ダニエル・ヘニー)とオーストリアで活動している。その彼を訪ねたのが、音楽会社で企画を担当するイナ(イ・ソヨン)だった。

写真=Yoon’s Color




不思議な因縁でつながっていく

イナは、ジェハに韓国公演を要請しに来た。しかし、空港に出迎えたフィリップ(ダニエル・ヘニー)は、別の女性をイナと間違えてしまう。その女性はオーストリアに工芸品制作の研修に来たウニョン(ハン・ヒョジュ)だった。こうして男女四人がウィーンでめぐり会った。
実は、ジェハとウニョンは幼なじみだった。しかし、大人になって出会ってもそれがわからない。そこにはどんな事情があったのか。
物語は10数年前にさかのぼる。
スホという少年が父と一緒に故郷の島に帰ってきた。父は大きな借金を抱えてソウルを逃げ出してきたのだ。そんな二人を救ったのが父の幼なじみの女性だった。彼女にはウニョンという娘がいた。スホとウニョンは美しい島で忘れられない春を過ごす。心を閉ざしていたスホも、ウニョンの笑顔に救われる。
しかし、楽しい日々を壊したのがスホの父だった。ウニョンは病弱で母が手術費を貯めていたのに、それを持ち出して父が逃げてしまったのだ。あとを追ったウニョンの母はソウルで交通事故で亡くなってしまう。責任を感じたスホは、手術費を負担してもらうという条件で、同じ年頃のジェハという息子を亡くした夫婦の養子になって海外に移り住むことになった。そして二人は、離れ離れになる……。




物語は再び現代に移る。ジェハは公演のために韓国にやってくる。ここで、再会したジェハ、ウニョン、フィリップ、イナ。この四人の男女は不思議な因縁でつながっていく。幼い頃に至福の春を過ごしたジェハ(もとのスホ)とウニョンはどんな春を取り戻すのか。非常に興味深い展開だ。
〔『春のワルツ』のキャスト(俳優名)〕
◆ユン・ジェハ(ソ・ドヨン)
将来を期待される天才ピアニストだが、性格が難しく影を引きずっている。やはり、その生い立ちが影響しているのは間違いない。
◆パク・ウニョン(ハン・ヒョジュ)
日中は店で海苔巻きを売り、夜はアクセサリーや服を売る。貧しいが、バイタリティだけは誰にも負けない。
◆フィリップ(ダニエル・ヘニー)
韓国人の母親とオーストリア人の父親の間で生まれた。ピアニストをめざしたが、ジェハにかなわないとわかると、あっさりと彼のマネージャーに転身。
◆ソン・イナ(イ・ソヨン)
音楽の企画会社の企画チーム長。彼女と出会ったすべての人が羨むほど、イナは才能に恵まれている。しかし、彼女にも満たされない思いがある……。

構成=「ロコレ」編集部

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