韓国で一番多く使われる言葉は「ウリ(私たち)」!

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韓国の人たちは「私たち」という意味の「ウリ」という言葉をよく使う。会話だけでなく、テレビニュースを見ていると、アナウンサーが「ウリ」を連発する。そこで、「ウリ」という言葉から韓国社会を見てみよう。

ウリ同士は本当に楽しい!

「ウリ」の中と外の違い

「ウリナラ(私たちの国)」
「ウリトンネ(私たちの町内)」
「ウリカジョク(私たちの家族)」
「ウリハッキョ(私たちの学校)」
韓国人の会話の中では「ウリ」が大連発だ。




自分の息子を呼ぶときも「ネアドゥル(私の息子)」というより、「ウリアドゥル(私たちの息子)」と言うことが多い。「私」より「私たち」のほうが通りがいいのだ。
たとえ今日知り合った仲でも、言葉を交わしてお互いに紹介しあえば、それで「ウリ」同士になる。そして、「ウリ」の範囲に入った人には、本当に親身になって世話をしてくれる。
一方、韓国で道を尋ねたときに、わりと素っ気ない人が多いのも確かである。日本人は、他人に対してもそれなりに親切にすることが多いのだが、韓国人は、他人に対してあまり関心を示さない。
もちろん情が強い国民性なので、知り合えば本当にここまでやるかというくらいに面倒を見てくれるのだが、「ウリ」の中に入らない他人は別なのである。(ページ2に続く)

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