韓国ではなぜ妻が夫を「オッパ(兄さん)」と呼ぶのか?

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

日本でなら結婚したばかりの妻が、夫のことを「兄さん」と呼ぶことはまずないであろう。しかし、韓国になると事情が変わってくる。年下の妻は、年上の夫のことを「オッパ(兄さん)」と呼ぶ場合が多い。これはなぜなのか。

キム・ユジョンもパク・ボゴムのことを普段は「オッパ」と呼ぶはずだ(写真=韓国KBS『雲が描いた月明り』公式サイトより)

「オッパ」と「オンニ」の違い

「長幼の序」が厳しい韓国においては、人を呼ぶときの呼称でも年齢差による違いが鮮明にある。
たとえば、男性の場合なら年上の男性のことを「ヒョンニム」、年上の女性のことを「ヌナ」と呼ぶ。女性であれば、年上の男性のことを「オッパ」、年上の女性のことを「オンニ」と呼ぶ。
韓国で食堂に入ったら、あちらこちらから「オッパ」「オンニ」「ヒョンニム」「ヌナ」という掛け声が聞こえてくる。




特に女性の場合は、親しみを込めて「オッパ」や「オンニ」と大きな声で呼んだりすることが多い。
そういうことが日常茶飯事であるがゆえに、夫婦になってからも妻が年上の夫のことを「オッパ」と呼んだりする。
これは、韓国ドラマを見ていてもよくわかる。結婚すると配偶者のことを「タンシン(あなた)」と呼ぶのが本来は常識的なのだが、ドラマのヒロインはそういう堅苦しい言葉よりも親しみを込めて「オッパ」と呼んでしまう。(ページ2に続く)

パク・ボゴム!いま次回作が一番期待されている俳優

パク・ボゴムが演じたイ・ヨンは時代劇屈指のキャラクター!

今年も芸能界は兵役ラッシュ!ファンがぜひ覚えておきたいこと

社会服務要員と義務警察の違いを解説!BIGBANGのT.O.Pの兵役変更問題

固定ページ:

1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る