韓国で子供の名前の付け方は?

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ユジンが多い理由

1975年生まれの女性ではトップ10に、「子」の付く名前は一つもありません。ちなみに1位はミヨン(美映など)、2位はウンジョン(銀貞など)、3位はウンジュ(恩珠など)、4位はウニョン(銀英など)、5位はヒョンジュ(賢珠など)、6位はウンギョン(銀京など)が続きます。
上位で目立つのは「ウン」の字。漢字では銀か恩ですが、経済成長が始まりだした時期、繁栄への希望が感じられます。




その点は、この年に生まれた男性によりはっきり出ています。1位はジョンフン(正勲など)、2位はソンホ(成鎬など)、3位はソンフン(成勲など)、4位はソンジン(成鎮など)、5位はジョンホ(政昊など)、6位はサンフン(尚勲など)が続きます。立身出世を目指す「成」や「勲」といった漢字が目立ちます。
さらに、2005年に生まれた人の名前のトップ5は、男性の1位がミンジュン(敏俊など)、2位がヒョヌ(賢佑など)、3位がトンヒョン(東鉉など)、4位がチュンヒョク(埈赫など)、5位がミンジェ(敏宰など)で、女性は1位がソヨン(瑞研など)、2位がミンソ(珉緒など)、3位がソヒョン(瑞賢など)、4位がスビン(秀賓など)、5位がユジン(裕珍など)となっています。
この中で5位の「ユジン」は『冬のソナタ』のヒロインの名前です。ドラマの大ヒットが大いに関係しているに違いありません。
なお、最近の名前の特徴は、女性でとても多かった「美」「花」「淑」「姫」などの漢字が少なくなったことです。また、「ウリ」「ハナ」のように漢字を伴わないハングルだけの名前が増えたのも、最近の特徴です。

文=「ロコレ」編集部

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