深遠な世界を旅するコン・ユの言葉に酔う

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ブレークするきっかけとなった『コーヒープリンス1号店』から10年。コン・ユはいまだに頂上をめざして登り続けている。彼が見せてくれるドラマや映画の世界が、見ている人にはなんと魅力的にうつることだろうか。




様々な役柄を演じ分ける

孤独でない俳優はいない。
俳優になるには必ずしも孤独である必要はないが、俳優を続けているうちに誰もが孤独になっていく。
なぜならば、演じる役柄になりきろうとすれば、自分をひとりぼっちにしなければならないからだ。そのうえで、人恋しいように役柄に入り込んでいく。それができる俳優こそが名優の仲間入りを果たせる。
何よりも、孤立すら知らない人間が、多様な人間の心理に分け入っていけるわけがない。そのことをコン・ユを見ていると、つくづく実感する。




彼はなぜ様々な人物像をあれほど的確に演じ分けることができるのか。
それは間違いなく、深遠な世界を一人で旅しているからに違いない。(ページ2に続く)

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