廃止された「禁婚規定」
梨花女子大で特に有名なのが「禁婚規定」です。
1946年から学則で「入学資格を未婚女性と決め、結婚した者は総長が除籍する」と規定されていました。
これは2003年に廃止されましたが、学則として決められる以前から梨花女子大の決まりでした。
この学則は学校が設立された19世紀末当時、早婚の風習のため学業を強制的に中断せざるをえなかった女子学生の学習権を守るために作られたものでした。
今は変わりましたが、以前は梨花女子大の校内に男性は許可なしでは入ることすらできませんでした。
私も1990年代、梨花女子大に演劇公演のポスターを貼りに行きましたが、その度に正門の警備室に学生証を預けなければならなかった記憶があります。(ページ3に続く)