梨花女子大の権威失墜/今の韓国を考える6

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梨花(イファ)女子大といえば、韓国では特別な意味を持っています。この大学が韓国の教育界で果たしてきた役割はとても素晴らしく、その存在感は世界にも誇るほどのものでした。しかし、その権威は完全に失墜してしまいました。

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ランキングで1位

梨花女子大は、1886年にアメリカの宣教師メアリー・F・スクラントンが当時の朝鮮の女性を対象に近代教育を行なうために立てた梨花学堂が前身です。当時の朝鮮王朝26代王の高宗(コジョン)から「梨花」という名を承ったことでも有名な大学です。
全世界1万2000余の高等教育機関の順位を提供するWebometricsの2016年の発表によると、世界の約280あまりの女子大の中で、ランキングが世界1位でした。




この順位は各大学のネットデータを基に決められるもので、大学のホームページの利用パターンと構成、関連ハイパーリンクのタイプと数、ネットに掲載された研究資料と論文の影響力、論文の引用数などを基準にしています。その調査の信頼度は高いと言われていますから、ここでの女子大1位という記録はかなりなものと言えます。ちなみに2位は日本の東京女子医科大でした。(ページ2に続く)

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