一途に人を愛する姿をドラマの中で見いだすと、本当にうらやましくなります。そういうシーンを見る度に、「本当に幸せなのは、心から愛せる人を見つけたときだ」と思えてくるのです。
◆『屋根部屋のプリンス』第20話
「生きていても死んで、死んでいても生きて、数百年後でもあなたを愛します」
一時の韓国ドラマには、主人公が過去と現在をタイムスリップする作品がとても多かったのですが、その中でも特に人気を集めたのが『屋根部屋のプリンス』でした。
ここで取り上げたセリフは、自らの命を犠牲にして世子のイ・ガク(ユチョン)を守ったプヨン(ハン・ジミン)が、最後の力を振り絞ってイ・ガクに宛てた手紙の中に書かれてありました。
一途な愛が描かれた場面に、涙した人も多かったでしょう。
何年経っても魂は生き続けます。
真実の愛は時が経っても変わることはないのです。
たとえ、姿形は変わろうとも魂はまた同じ人を求めてさまようのかもしれません。2人の真実の愛に、美しい輪廻転生を信じたくなります。(ページ2に続く)