幅広い活動はピカイチ
「アクションは初めてでしたが、本当に学ぶことが多かったです。どうしたらうまく表現できるかということを、この作品を通して考えるようになりました」
こういうコメントを聞いていても、『ペク・ドンス』の主演が彼のキャリアに本当に大きかったことがわかる。
彼は人気上昇で多忙になったが、時間ができるとサッカーを楽しむという。それが、数少ない息抜きなのだが、俳優の仕事があまりに多くなり、大好きなサッカーも心から楽しめなくなったそうだ。
「仕事が忙しいので、それ以外のことに夢中になる時間がなくて寂しいですね(笑)」
こう語っていたのは2013年4月の時点である。
その後のチ・チャンウクの活躍は誰もが知っているとおりだ。『奇皇后』『ヒーラー』『あやしいパートナー』など、俳優としての人気を不動にしている。
爽やかな青年を演じたと思ったら、悪役にも果敢に挑戦。さらに、時代劇でも存在感を示し、ミュージカルにも精力的に取り組んでいる。
その活躍の幅広さは若手俳優の中でもピカイチと言えるだろう。