数々の面白いドラマに主演してきたパク・シフ。代表作を選ぶとすると、人それぞれに挙げる作品が違うだろうが、以前なら『王女の男』が選ばれる割合が高かった。しかし、今は『名もなき英雄<ヒーロー>』(以下、『名もなき英雄』と表記)が代表作と言っても過言ではないだろう。
中央情報局の元秘密要員
『名もなき英雄』でパク・シフが演じるのは、中央情報局の元秘密要員だったペク・シユン。無念の中で死んだ後輩の復讐のために彼が悪に立ち向かう、というのが、『名もなき英雄』のメインストーリーだ。
ペク・シユンが経営する「Bar隣人」に様々な人物が集まってくる。
刑事のテホ(チョ・ソンハ)、就活生のチャンギュ(イ・スヒョク)、脚本家志望のジョンヨン(少女時代のユリ)……。こういう人たちがペク・シユンと団結していくところが『名もなき英雄』の見どころだ。(ページ2に続く)