一喜一憂の20代
8月4日で満29歳のチャン・グンソク。韓国では数えで年齢を示すので、本人には「いよいよ30代に入った」という自覚があるだろう。
大きな節目である。
10年前もそうだった。2006年の8月。数えで20代に入ったチャン・グンソクは、その夏には、秋から放送が始まる『ファン・ジニ』に備えていた。子役から芸歴を重ねた彼は、『ファン・ジニ』でハ・ジウォンを相手に純粋で激しい愛を演じきり、「大人の俳優」として一気に評価を高めた。
あれから10年。絶大な人気を博した『美男<イケメン>ですね』があれば、低視聴率で終わったドラマもあった。一喜一憂の20代だったといえるだろう。
そして、数えで30代を迎える今年……ドラマ『テバク』で本格派時代劇の堂々たる主役を演じた。(ページ2に続く)