3人の恋愛模様
この物語は、臨時教師と女子高生という関係で初めて出会ったヒテ(オム・テウン)とイルリ(イ・シヨン)が結婚しているところから始まります。
夫婦となって幸せな日々を送っていたある日、ペンキ職人として働いていたイルリは家具職人のジュン(イ・スヒョク)と知り合い、お互いに惹かれていきます。しかし、ヒテが2人の関係に気づいてしまい、そこから3人の恋愛模様が繰り広げられていくことになるのですが……。
このタイトルにもあるように、“愛にはすべて一理ある”というのがこのドラマの最も伝えたいメッセージなのでしょう。
どんなに愛し合って結婚しても、ときには心がすれ違ってしまうこともあるのが夫婦なのかもしれません。
病気の義妹の介護を献身的にしているイルリは、傍から見てもよい嫁でよい妻です。決して夫に不満があるわけではなく、幸せに暮らしています。
それでも、ある時ジュンと出会い、夫が気付いてくれなかった部分を気付いてくれるジュンに対して、抱いてはいけない気持ちを抱くようになります。この辺りは見ていてドキドキさせてくれるシーンが満載で、若くて逞しいジュンに惹かれていくイルリの気持ちが手に取るようにわかります。
(ページ3に続く)