俳優生命に関わる
古傷を勘案されて「公益判定」になったイ・ミンホ。ネットユーザーの間では「公益判定になったのであれば、なぜもっと早く兵役に行かないのか」という批判が起きたのも事実である。
しかし、この批判は的外れであった。
俳優という仕事は、いつキャリアを変えるようないいオファーが来るともかぎらない。それを待つ間に兵役入りが遅れるというのは、職業上さけて通れないことなのだ。
ことは俳優生命に関わる問題だ。
イ・ミンホのように、自分が納得するまで兵役入りを遅らせることは理解できる。ギリギリ30歳まで兵役を延期できるということは「兵役法」に明記されており、イ・ミンホも熟慮の上で決めたはずだ。
ただし、心配の面もあっただろう。
かつてイ・ジュンギが次の新作が決まっていたにもかかわらず、兵役入り延期の申請が兵務庁で認められず、やむなく新作をあきらめて入隊したことがあったからだ。(ページ4に続く)