広告
韓国紀行

韓国・南西岸への旅18「霧が深い港」

背後で足音がしたので振り向くと、霧の中から1人の女性が忽然と現れた。よく見ると、なんと、行きのフェリーにいたラーメン作りの名人ではないか。相変わらずの仏頂面で、どこかへ急いでいる様子なので、興味をそそられて後を付けてみたら、急に路地へ入った...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅17「アワビのお粥」

その日は港近くの旅館に泊まった。韓国の旅館は一般的に素泊まりなので、食事は外の食堂へ出かけることになる。港の周辺を散歩しながら、水槽の中の魚が最も生きがよく見える食堂に入った。50代の夫婦が切り盛りしている店で、特に奥さんがてきぱきと動いて...
ドラマトピックス

『コッソンビ』の刺激的な展開が後半に入っていく!

NHKのBSプレミアムで日曜日夜9時の時間帯に放送されている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は、8月27日(日)に第9話がオンエアされる。痛快で予想を裏切るミステリアスな展開が面白い。(adsbygoogle = window....
広告
韓国紀行

韓国・南西岸への旅16「青山島を一周」

「俺も今はこんな生活だけど、しょうがないよね、自分でそうしたんだから……」と、男はポツリとそう言った。ずっと孤独だったのだと思う。普段は、誰も声をかけてこなかったのではないか。(adsbygoogle = window.adsbygoogl...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅15「白い砂浜」

地元の人たちの会話を羨ましい気持ちで見ていた。私は、近所の道ではいつも俯きがちに歩いている。「顔見知りに会っても気づかなかったことを装う」という気持ちがどこかにあるからだ。挨拶することが気恥ずかしい。そんな面倒くさがり屋の私からすれば、島の...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅14「一面の菜の花畑」

見学料を取るわけでもなく、貝殻細工を販売しているわけでもない。自分で作った数多くの貝殻細工を棚に飾ってあるだけだ。それを、ブラリとやってきた旅行者に気さくに見せてくれるという、この家の度量に感心した。(adsbygoogle = windo...
ドラマトピックス

『生まれ変わってもよろしく』は不思議なラブストーリーだ!

ドラマ『生まれ変わってもよろしく』は前世の記憶を持ったまま何回も転生を繰り返し、19回目の人生を生きている女性が、18回目の人生で出会った忘れられない初恋の人に会いに行くという不思議な感覚のラブストーリーだ。(adsbygoogle = w...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅13「美しい貝殻細工」

ちょうど空車のタクシーが通りかかった。なんというタイミングの良さ。離島どころかソウルにいるかのような便利さだ。運転手さんは30代の男性で、優しい目をしていた。口調もていねいで、低い声で「どちらまで行かれますか」と聞いてきた。私は相性の良さを...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅12「青山島の人々」

青山島(チョンサンド)の港に立ったとき、真っ先に目に入ったのは、入り江に停泊する漁船の先に見えていた小山だった。正三角形のように秀麗な斜面を持った山で、一枚の絵に見立てた場合、「前に漁船の群れ、後ろに三角の山」という構図は、とってつけたよう...
韓国情報

韓国に多い入浴のスタイルは?

済州島(チェジュド)で小さなホテルに泊まったときのことだ。ゆっくりと風呂につかろうと思ってバスルームに行ったら、湯船がなかった。あったのは、シャワーだけで拍子抜けした。「なるほど。これが韓国か」とそう思った。また、知り合いのマンションを訪ね...
韓国情報

コリアンタイムも事情が変わってきた?

1990年代の後半、ソウルに取材に行ったときは、ロッテホテルのロビーでよく人と待ち合わせをした。そのとき、来る人がほとんど30分くらい遅れてくる。理由はきまって「渋滞がひどくて」。私(康熙奉〔カン・ヒボン〕)は笑って相手を迎えたが、腹の中は...
韓国情報

韓国のお墓はこうなっている

父は韓国の済州島(チェジュド)の出身だった。生前、私に「死んだら済州島に埋めてくれ」と言っていた。願いどおり、父は日本で骨になったあとで故郷の墓地に埋められた。母の悩みは父の先祖の墓が済州島の各地に散らばっていることだった。悩むには理由があ...
韓国情報

韓国ではお寺がどこにある?

韓国では、キリスト教と仏教が2大宗教と言われている。儒教は守るべき生活規範であり、宗教とみなされていないのだ。2大宗教の教祖の誕生日は韓国で祝日となる。つまり、キリストの誕生日と釈迦の誕生日はともに国民が祝うべきめでたい日なのである。両教祖...
韓国情報

韓国で刺し身を楽しむ方法

刺し身が好きなので、新鮮な魚介類を出す店を探してせっせと出掛けている。仲間と行ったときは舟盛りを注文する。いかにも刺し身が美味しく見えるように盛りつける店が増えた。たとえ刺し身そのものは大したことがなくても、演出効果を存分に発揮した舟盛りが...
ドラマトピックス

『コッソンビ』の登場人物たちの正体が謎めいている

NHKのBSプレミアムで日曜日にオンエアされている『コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密』は、8月13日に第7話が放送される。ストーリーがどんどん広がって面白い展開になっている。(adsbygoogle = window.adsbygo...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅9「青山島に行くフェリー」

韓国もさすがである。ウナギ鍋という発想に拍手だ。ウナギの身が柔らかくなりすぎて、鍋の中でしだいにグチャグチャになってしまうことを嫌がる人もいるかもしれないが、煮るほどに味がしみてまろやかになるのは確かだった。(adsbygoogle = w...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅8「ウナギ鍋」

黄色い軽トラックが国際書林の前で停まり、長身の青年が私を迎えにきてくれた。ていねいに礼を言って店を出ようとしたら、すでに女性は先ほどのように自分の世界に入って新聞を読んでいた。彼女の頭の中には、もう私の存在は影すらないかも。切り替えの早さは...
韓国紀行

韓国・南西岸への旅7「国際書林という書店」

莞島(ワンド)の漁港の前の大通りを渡ると、そこは市場になっていた。細い道の両脇に、食料品の店が重なるように軒を並べている。魚と肉が入り交じった臭いにあおられて奥まで進むと、市場が尽きたところにごく小さな書店があった。(adsbygoogle...
広告