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タグ:朝鮮王朝
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仁祖(インジョ)の生涯4!綾陽君(ヌンヤングン)の即位
第4回(最終回) 仁祖の歴史的な評価 1646年1月3日に起こったアワビ毒物事件。その容疑者にされてしまったのが、仁祖の長男・昭顕(ソヒョン)の妻であった姜(カン)氏だった。高官たちは姜氏の無実を主張したが、仁祖は… -
光海君(クァンヘグン)と綾陽君(ヌンヤングン)と貞明(チョンミョン)公主
韓国時代劇『華政(ファジョン)』の後半では、主人公の貞明公主を中心に、光海君と綾陽君との関係が描かれていた。この3人は、王族の中でどのようなつながりがあったのか。改めて説明していこう。 臨海… -
仁祖(インジョ)の生涯3!綾陽君(ヌンヤングン)の即位
第3回 仁祖の策略 1645年4月、仁祖の長男の昭顕(ソヒョン)は長い人質生活から解放されて8年ぶりに母国に帰ってきたのに、わずか2カ月で急死してしまった。その遺体は毒殺されたかのように黒ずんでいたという。 … -
仁祖(インジョ)の生涯2!綾陽君(ヌンヤングン)の即位
第2回 仁祖と世子の確執 仁祖の最初の正室は仁烈(インニョル)王后で、2人の間には4人の息子が生まれている。その長男が、世子(セジャ)の昭顕(ソヒョン)であった。しかし、仁烈王后は1635年に41歳で亡くなり、仁祖… -
仁祖(インジョ)の生涯1!綾陽君(ヌンヤングン)の即位
第1回 朝鮮王朝最大の屈辱 14代王・宣祖(ソンジョ)は、寵愛した側室の仁嬪(インビン)・金(キム)氏との間に4男5女をもうけたが、その1人が定遠君(チョンウォングン/1580~1619年)だった。彼には綾陽君(ヌ… -
光海君(クァンヘグン)が仁穆(インモク)王后に復讐された日(後編)
ついに、光海君の廃位という知らせを聞いた仁穆王后。あれほど願った復讐が成就したのだ。いや、まだ復讐が残っていた。それは、憎き光海君の首をはねることだった。そのことを仁穆王后は綾陽君(ヌンヤングン)に執… -
光海君(クァンヘグン)が仁穆(インモク)王后に復讐された日(前編)
14代・宣祖(ソンジョ)の継妃であった仁穆王后。彼女は、宣祖の後を継いで即位した15代王・光海君によって、父親と息子の永昌大君(ヨンチャンデグン)を殺され、自分も娘の貞明(チョンミョン)公主(コンジュ… -
貞明(チョンミョン)公主の生涯10!『華政』(ファジョン)の主人公
第10回(最終回) 貞明公主の晩年 20歳までの貞明公主は薄氷の上をおそるおそる歩くような日々を過ごした。そんな境遇に耐えたあとは、とてつもない土地を所有する大地主になった。まさに、彼女の人生は波瀾万丈だった。 … -
貞明(チョンミョン)公主の生涯9!『華政』(ファジョン)の主人公
第9回 貞明公主の善行 1636年12月、朝鮮王朝が強大な清に攻められたときだった。貞明公主は漢江(ハンガン)の河口の近くの江華島(カンファド)に避難しようとした。用意した船に財産をすべて載せて、貞明公主はまさに陸… -
貞明(チョンミョン)公主の生涯8!『華政』(ファジョン)の主人公
第8回 貞明公主の苦難 仁穆(インモク)王后が亡くなってから貞明公主に急に冷たくなった16代王・仁祖(インジョ)。彼は貞明公主が呪詛(じゅそ)をしているという疑いを持ったが、周囲の説得によって貞明公主への処罰を取り…