夏の風物詩!暑さを乗り切る強〜い味方

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本当に毎日暑いですね。梅雨も明けてそろそろ本格的に夏に突入です。ジリジリと日差しが強く、あ〜っ、シャーベット状にシャキシャキに凍ったスープで食べる冷麺も良いけどやっぱり私はこの二大冷やしランチで乗り切りたい!




懐かしい味

まずはコングックス。(콩국수)
これが食堂のメニューに出てくると、夏の訪れを感じます。大豆を挽いてペースト状になった汁を冷麺にかけて食べる韓国人の夏のソウルフード。
暑い時にたまらない。
あのクリーミーな冷たい、そしてツルツルした喉越し。
まるで濃厚裏ごしポタージュスープと麺のコラボレーション。スープ絡めた麺食べて、そしてスープをごくん、その繰り返し。
食欲ない時もいけるんです。
済州島(チェジュド)の西帰浦(ソギポ)の家近くのおばあちゃん食堂のが最高。
時間がかかるので予約しておくと、大豆挽いて待っててくれる。
なんとも懐かしい味。
素晴らしいタンパク質補給。




もう一つのお気に入りはチャリムルフェ(자리물회) 。済州島のローカルフードです。
チャリとはスズメダイ。あまり日本では食べられていないようですが、小さい魚スズメダイの刺身を入れた冷や汁のような味噌ベースの冷たいスープです。
甘辛味噌に酸っぱさも加わって、さっぱりした味。きゅうりなどの野菜も入っていて、これをご飯にかけて食べる。
これもまた氷が入っていて冷たく、ご飯がしまって歯切れがいい。
母の大好物ですが、子供の頃は小骨が気になってあまり好きではなかった。でも西帰浦の海辺にあるこの食堂で食べて以来大ファン!
綺麗に小骨をうまく処理してあります。今では初夏に訪ねてくる友人連れて必ず立ち寄ります。剣先イカのムルフェも良いなぁ。海を見ながらの冷やしランチが最高です♪

文=宋由美(ソン・ユミ)
韓流コラムニスト。東京で生まれ育つ。両親は済州島出身。韓国留学で現地のリアル生活の真髄を知り、アメリカでビジネスの将来性を探求。特に通販の可能性に興味を持ち、日本に戻ってQVCの副社長を歴任。現在は、韓流ライフに役立つ情報や生き方を発信している。

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