名作再現『春のワルツ』1/ユン・ソクホ監督インタビュー(前編)

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『春のワルツ』は韓国KBSで2006年3月6日から5月16日まで放送された。役名(俳優名)は以下のとおりだ。ユン・ジェハ(ソ・ドヨン)、パク・ウニョン(ハン・ヒョジュ)、フィリップ(ダニエル・ヘニー)、ソン・イナ(イ・ソヨン)である。

写真=Yoon’s Color




新しいスターを発掘!

……海外のロケ場所にオーストリアを選んだ理由は何ですか。
ユン・ソクホ「私はオーストリアという国が『春のワルツ』というドラマの雰囲気にとても合っていると思います。普通外国でドラマを撮影すると都市に偏るのですが、私は今までドラマで自然を多く描いてきましたので、オーストリアでもウィーンのような大都市だけではなく、小都市の自然もたくさん盛り込もうと思いました。もちろん、韓国の美しい島の風景とヨーロッパの自然風景が一致する点もあると思います」
……若くて新しい俳優を主人公に起用していますが、どんな基準でキャスティングしたのですか。
ユン・ソクホ「すでに人気のある韓流スターに依存するよりは、さらに韓流を引っ張っていける新しいスターを発掘することにこだわりました。ただし、私はキャスティングでよく悩むほうです。特に新人を主人公に選ぶときは相当な確信がなければならないために、決心するまでに時間がかかります。ソ・ドヨンさんともひんぱんに会って食事をしてシナリオも読んでもらいました。約2カ月にわたって彼に会って最終的に決めました。彼の良い点は、目が本当に印象深いことです。多様な情緒を持っていますし、声も太いながら孤独な感じが出ています。そういうイメージが本当に気に入りました。とにかく一生懸命なので、新人にありがちな不器用さも時間と共に克服できており、成長が著しくて満足しています」




……ハン・ヒョジョさんの場合は、彼女のどんな点が決め手になりましたか。
ユン・ソクホ「ハン・ヒョジュさんの出演は、ドラマ撮影の直前に決定しましたが、初めはただ彼女に会ってみようと思いました。その初対面の印象がとても良かったのです。初めてならあいさつをする程度なのが普通なのに、そのときにもうシナリオを読んでもらいました。その感じがとてもいいので、再びすぐ連絡をしました。彼女はドラマと同じくとても明るいイメージを持っています。そして、一生懸命に生きる女性主人公のキャラクターとよくマッチしていると思います」

構成=「ロコレ」編集部

名作再現『春のワルツ』2/ユン・ソクホ監督インタビュー(中編)

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