魅力的なパク・ミニョンの演技2「『ヒーラー』で見せた存在感」

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チ・チャンウクが孤独な便利屋に扮してスリリングな演技を披露したのが、2015年に制作された『ヒーラー~最高の恋人~』である。そして、記者のヨンシンを演じたのがパク・ミニョンだった。




主人公2人の魅力が共振

チ・チャンウクが演じた「ヒーラー」とは何か。それは、人を殺すこと以外は何でもやってしまう便利屋のことで、コードネームが「ヒーラー」なのである。
この主人公は2つの顔を持っている。対比されるのは表の顔と裏の顔、そして硬い顔と柔らかい顔だ。
この謎めいた「ヒーラー」こと主人公のジョンフは、1人の女性を見つけてほしいという謎めいた依頼を受ける。その探すべき相手が記者のヨンシンであり、パク・ミニョンが演じている。
そこでジョンフは、新米記者のボンスとしてヨンシンの職場に潜り込んでいく。徐々にヨンシンの過去が明らかになっていき、ジョンフはヨンシンの心に釘付けになる。
このドラマで特に重要なのは、ヨンシンが心にとてつもない傷を負った過去がありながら、明るくはつらつと生きていく姿であった。それだけにジョンフが、ヨンシンに惹かれてしまうのもストーリーとして自然なことであった。




こういう展開でドラマに説得力があったのは、ヨンシンに扮したパク・ミニョンの表現力が素晴らしかったからだ。
一方、チ・チャンウクは感情表現が激しく揺れていくジョンフを多彩に演じきっていた。ジョンフが辛かったのは、ヨンシンを心から愛しながらも自分の正体を明らかにできなかったことだ。
しかし、自分がどうなっても彼女を守りたい、というジョンフの思いに共感した視聴者は本当に多かったことだろう。
サブタイトルには「最高の恋人」というフレーズが入っている。若い男女にとって、「最高の恋人」という呼び方ができる存在に出会えるか出会えないか……それが人生を決定的に決めることをこのドラマは物語っていた。
まさに、チ・チャンウクとパク・ミニョンの魅力が共振した作品であった。

構成=「ロコレ」編集部

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