歴史ドラマがますます面白くなる「韓国時代劇三部作」が完成!

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韓国時代劇の主要舞台となる朝鮮王朝を解説した『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』(康煕奉〔カン・ヒボン〕著/実業之日本社発行)が発売されたのに引き続き、王妃や側室を描いた『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命』(同)と、三国時代と高麗時代を紹介する『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』(同)が11月5日に発刊される。これで「韓国時代劇三部作」が揃うことになる。




歴史ドラマに役立つ

韓国時代劇の歴史背景となっている時代は、高句麗(コグリョ)・百済(ペクチェ)・新羅(シルラ)の三国時代、高麗(コリョ)時代、朝鮮王朝時代の三つだ。
一番多いのは朝鮮王朝時代である。518年間続いたこの時代は、正式な歴史書となる「朝鮮王朝実録」が詳細に残っていて歴史ドラマを作りやすい。さらに、朝鮮王朝時代の習慣や暮らしが今の韓国にも色濃く残っており、現代の人にも朝鮮王朝は親しみがある。そういう理由から、朝鮮王朝時代は韓国時代劇で一番多く取り上げられている。
この時代の歴史と人物をわかりやすく描いたのが『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』であり、主に国王と著名人と制度について語っている。
また、『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王宮 王妃たちの運命』は韓国時代劇に多い宮廷劇の主役となる王妃や側室を取り上げている。そういう意味で、上記の二冊があれば、韓国時代劇に出てくる朝鮮王朝の人物像を詳しく知ることができる。
一方、三国時代と高麗時代を取り上げているのが『新版 知れば知るほど面白い 古代韓国の歴史と英雄』である。




この時代には多くの英雄たちが登場し、壮大なスケールで歴史が展開されている。こうした歴史を背景にした時代劇が同書では解説されているし、最近の『花郎(ファラン) 希望の勇者たち』や『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』などの人気作品も紹介されていて興味深い。
以上の三冊によって、韓国時代劇が描く歴史の成り立ちが網羅されている。時代劇ファンにとっても大いに役立つ三部作になるだろう。

文=「ロコレ」編集部

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