2PMのテギョンとジュノが主演!2人が演じる「朝鮮王朝の歴史と人物」とは?

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2PMのテギョンとジュノが同時期に韓国で時代劇の主演を担うことになった。そのドラマとは、テギョンが『御史とジョイ伝』(原題)であり、ジュノが『服の袖、赤い袖口』(原題)である。発刊されたばかりの『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』(実業之日本社)の著者である康煕奉(カン・ヒボン)氏が解説してくれた。

『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』(著者・康煕奉〔カン・ヒボン〕/実業之日本社発行)

時代背景は朝鮮王朝

『服の袖、赤い袖口』は国王と女官のラブロマンスを描いている。注目したいのは、ジュノがイ・サンを演じることだ。
イ・サンといえば、朝鮮王朝後期の名君として今も韓国で尊敬を集めている22代王・正祖(チョンジョ)のことだ。イ・ソジンをはじめ多くの俳優たちが正祖を演じてきたが、今度はジュノが名君を演じることになって本当に楽しみだ。
史実の正祖は常に暗殺の危機に瀕していた。そんな苦難に満ちた国王をジュノが思慮深く堂々と演じてくれるだろう。
共演はイ・セヨンで、彼女が女官のソン・ドクイムを演じている。王族と女官の許されざる愛が描かれていくことになるが、ソン・ドクイムは実在した女性だ。後に正祖の側室となる宜嬪(ウィビン)・成(ソン)氏のことなのである。
そういう意味では、許されざる愛から国王の側室になる過程が『服の袖、赤い袖口』で描かれていくことになりそうだ。




興味深いのは、ジュノの勘のいいセンスで正祖がどんな新しいイメージをプラスしていけるか、ということ。注目しながら『服の袖、赤い袖口』を見守っていきたい。
そして、テギョンは『御史とジョイ伝』(原題)でユニークな主人公を演じる。
タイトルにある御史というのは、地方に派遣された臨時の官職のこと。テギョンが演じるライアンは、高い身分が保証された官僚でありながら、むしろ食堂を開きたいという変わり種の男だ。そんな彼が夫と離婚してしまった自由奔放なジョイと知り合って、奇想天外なラブロマンスを繰り広げていく。
典型的なラブコメなのだが、ヒロインとなるジョイを演じるのはキム・ヘユンである。彼女が風変わりな官僚を演じるテギョンとどのように呼吸を合わせていくのか。きっと、テギョンの新しい表現スタイルを堪能できるはずだ。
このように、ジュノとテギョンが主演する時代劇の時代背景は朝鮮王朝だ。ドラマをもっと面白く見るためには、朝鮮王朝のことを少しでも知っておけば、さらに効果的である。
『新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物』では、朝鮮王朝の歴史・人物・暮らし・制度がわかりやすく解説されている。新しい時代劇を見る際の手引書として大いに活用できるだろう。

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