イ・ソジンが『イ・サン』を盛り上げたエピソードが面白い!/時代劇特選6

このエントリーをはてなブックマークに追加

時代劇に新しいテイスト

米国留学の経験もあるイ・ソジンだけあって、演技の中で小技を駆使する洒落た手法を取り入れている。
それは、時代劇に新しいテイストを加える効果があった。
さらに、ドラマの終盤を見て、驚いたことがある。
なんと、正祖が眼鏡をかけるシーンが登場するからだ。「風景の中に電信柱があった」とか、「腕時計をしていた」など、「時代劇あるある」話のようだが、これは史実どおりだという。
それによると、正祖は朝鮮王朝で初めて眼鏡をかけた王で、死去する1年ほど前から使ったとされている。その姿に、側近たちも驚いたらしい。病に倒れたときの正祖は48歳。年齢で考えれば、老眼鏡ということになるだろうか。




快活なイ・ソジンにとって、晩年の正祖は演技の難しい年齢層だったかもしれないが、この眼鏡シーンににじませた「老いゆく王の演技」もなかなか渋いものがあった。

『イ・サン』が描いた英祖と思悼世子の悲劇とは?/時代劇特選1

『イ・サン』の主人公の正祖は本当に名君だった?/時代劇特選2

イ・サン(正祖)が即位直後に一番やりたかったことは?/時代劇特選3

イ・ソジンが『イ・サン』で見せた最高のアドリブとは?/時代劇特選5

イ・ソジン主演の『イ・サン』と『トンイ』をつなぐ鍵となる宝飾品は?/時代劇特選7

固定ページ:
1

2

必読!「ヒボン式かんたんハングル」

「韓流ライフ」というジャンルの中に、「ヒボン式かんたんハングル」というコーナーがあります。ここには、日本語と韓国語の似ている部分を覚えながら韓国語をわかりやすくマスターしていく記事がたくさん掲載されています。日本語と韓国語には共通点が多いので、それを生かして韓国語の習得をめざすほうが有利なのです。ぜひお読みください。

ページ上部へ戻る