韓国のビックリ/特選E「韓国で刺し身を注文する方法とは?」

このエントリーをはてなブックマークに追加

最後はメウンタン!

冷えた焼酎を飲みながら、先に出された魚介類を食べていると、真打ちの刺し身が出てくる。1匹丸ごとさばいているので、大皿に並びきれないほどの量になっている。食べきれない。そう思えるほどの多さだ。
しかし、食べ始めると箸が止まらない。さばいたばかりの新鮮な刺し身は抜群の旨さなのである。
大満足で食べ終えると、今度は店の人が「メウンタン(辛い鍋)にしますか?」と聞いてくる。なんのことかというと、刺し身を取ったあとのアラはどんな鍋にして食べるか、という意味なのである。「辛い鍋にするか、辛くない鍋にするか」という選択を迫られるわけだ。
「メウンタンにして!」
そういうと、ほどなくテーブルにメウンタンとご飯が運ばれる。この辛い鍋がまた絶品である。魚のダシがよく効いている。




こうして、魚1匹をアラまで食べつくすという壮大な食事が終わる。かかる料金は、魚1匹の代金のみである。それに酒代がプラスとなる。
感覚的には、日本であれこれの刺し身を注文するよりは安上がりだ。おまけに、「前座の魚介類、メインの丸1匹の刺し身、シメのメウンタン」という組み合わせは、満足度がかなり高い。
それは、食欲を過剰に満たすことが必須の韓国らしい刺し身の食べ方なのだ。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

韓国のビックリ/特選A〔韓国の老舗とは?〕

韓国のビックリ/特選B〔韓国料理の特徴とは?〕

韓国のビックリ/特選C〔朝鮮王朝の死罪の方法とは?〕

韓国のビックリ/特選D〔韓国の鉄道の旅のエピソード〕

韓国ドラマの「あるある」で顕著なのは?

ページ:
1 2

3

関連記事

  1. 康熙奉(カン・ヒボン)の「日韓が忘れてはいけない人7」

  2. 新刊紹介「新版 知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物」

  3. 韓国ドラマの過酷な制作環境は改善できる?

  4. 鍋の食べ方のコリアンスタイルは?

  5. サイトで楽しむ秋の韓国4「漢拏山の紅葉」

  6. 韓国ドラマは一気に観たい

  7. 韓流20周年の軌跡と奇跡2「韓国での『冬のソナタ』の大ブーム」

  8. 韓国の社会事情「名前」

  9. 新刊『朝鮮王朝の歴史と人物』で韓国時代劇を理解する5「朝鮮王朝の三大悪女」

PAGE TOP