チェ・ジウは、2020年5月16日に長女を出産しているが、久しぶりに公の場に姿を見せている。フランスのジュエリーブランドFREDはこの2月にソウルでイベントを開催したが、そこにチェ・ジウが参加したのだ。相変わらずの美しさが評判だった。
子供たちの支援に尽力
2018年に一般男性と結婚したチェ・ジウは、2020年5月の出産を経て、今は母親になっている。果たして、芸能活動は今後どうなるのだろうか。
そのことを考えながら、かつての忘れられない場面について触れたい。
それは、2004年3月22日のことだ。NHKの総合テレビで『冬のソナタ』が放送されるのに合わせて、その記者会見がNHKで行なわれた。
韓国ドラマの発表会見としては異例の200人近い報道陣が集まり会場は熱気に包まれたが、その中で満を持して主役のチェ・ジウが会場に現れた。そのとき、彼女の存在感に圧倒されて、大勢の記者の間から思わず驚きの喚声があがった。
誰もが圧倒される思いだった。長身に小さな顔。しかも、妖精のような美貌。「オーラが漂っている」とは、まさにこんなときに使う表現なのだろう。
そんなチェ・ジウは韓国のトップ女優になったが、同時に、慈善活動に特に熱心だった。
彼女は恵まれない子供たちの支援に尽力した。ガンや難病を患う子供たちへの物心両面でのサポートを続けていることは有名で、たくさんのプレゼントを抱えてしばしば小児病棟を訪れ、闘病中の子供たちを励ましている。
かつて、経済的に恵まれない子供たちを1000名ほど著名なマジックショーに招待したことがあった。
そのとき、チェ・ジウはこう感想を述べている。
「幼いときにシャボン玉遊びをしながら持った夢と純粋な心を、マジックショーを通して子供たちにも感じられるようにしてあげたくて、こうした招待の場を作りました。この日ばかりは、子供たちがいいことだけを考える時間になればいいですね」
彼女の優しさがにじみでた言葉だ。
子供のための慈善活動に本当に熱心なチェ・ジウは、今は「素晴らしいオンマ」になっている。
文=「ロコレ」編集部
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