『コーヒープリンス1号店』の主役2人は当時なにを語ったか

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傑作ドラマとして評価された『コーヒープリンス1号店』。チェ・ハンギョルを演じたコン・ユとコ・ウンチャンに扮したユン・ウネがドラマの魅力を次のように語っていた。やはり主役2人の魅力が大きかった。

写真=MBC 2007

写真=MBC 2007




撮影現場は大いに盛り上がった

コン・ユは1979年7月10日生まれだ。『コーヒープリンス1号店』の以前に出演した作品を見てみよう。
01年にKBSドラマ『学校4』で俳優デビュー。02年には『同い年の家庭教師』で映画に初出演してクォン・サンウと共演。以後も、テレビや映画で活躍。主なドラマは『スクリーン』『乾パン先生とこんぺいとう』『ある素敵な日』などだった。そして、『コーヒープリンス1号店』が大ブレークしたのだが、その出世作で彼が特に印象的だったと語るのは次のようなシーンだった。
「ハンギョルが、ウンチャンを男だと知りつつ告白するシーンに、妙なドキドキ感がありました。それまでそんなドキドキを感じたことがなかったので面白かったです。その他では、運転しながらウンチャンの電話を切った後、子供のように泣くシーンがあるのですが、2、3回テイクを繰り返すうちに涙があふれてきました。そのときは、『これ以上出来ません』と監督に言うほど力が抜けてしまいました。自然に涙があふれてきたんです。これまで演技をしてきて初めての経験でした」




この言葉を聞いていると、コン・ユがいかに全身全霊を傾けてハンギョルに成りきっていたかがわかる。
一方のユン・ウネは1984年10月3日生まれ。もともとは99年にアイドルグループ「ベイビーボックス」のメンバーとして芸能界デビュー。グループ解散後、06年にドラマ『宮~Love in Palace』のヒロインを演じて人気を博す。『ブドウ畑のあの男』も大ヒットしたが、今度はまさか男装するとは……。けれど、ユン・ウネ自身もそれを大いに楽しんだ様子だ。
「男装を経験してみて、外見を気にすることがなくなり、ストレスがなくなりました。ショートヘアは洗って乾かすだけでよかったし、メークアップも必要ないので、汗を流した後も手をぬぐうだけで楽でした。一方で、私が本当に男みたいな行動をするので、周りの男性の出演者たちに男扱いされました」
その中で、本当の弟のようにユン・ユネと接したのがコン・ユだったという。
「コン・ユさんには、ヘッドロックをかけられたり、つつかれたり、ちょっかいを出されたり。私が少しでも女性らしく行動すると、『やめとけよ。女みたいだぞ』と言われてしまって……」
そのときのユン・ウネの困った様子が目に浮かぶ。撮影現場は、まるでドラマそのものの世界だった。

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