2010年にイ・スンギとハン・ヒョジュはファンの前で何を語ったか

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2009年に制作された『華麗なる遺産』で主役コンビとなったイ・スンギとハン・ヒョジュは、フジテレビで放送されるのに合わせて来日し、2010年3月5日に東京・お台場のフジテレビで記者会見を行なった。その後、マルチシアターに場所を移し、抽選で選ばれたファンを招待したイベントが開催された。




真面目なドラマ

イ・スンギとハン・ヒョジュの2人が爽やかな笑顔でステージに登場すると、ファンの惜しみない拍手と大歓声が響きわたった。
早速インタビューが行なわれ、2人は伸び伸びと答えた。
――『華麗なる遺産』の魅力について教えてください。
イ・スンギ「このドラマは、ひと言でいうと真面目なドラマです。この作品では、全体を通じて人の温かさというものが感じられます。みなさんも、このドラマでその心をつかみ取っていただければと思います」
ハン・ヒョジュ「韓国では、このドラマを説明するときに、必ずついていた装飾のことばがあります。『良いドラマ』です。それだけ、このドラマは悪い素材がなく、本当に人の温かさや正しさ、やさしさが描かれています。現在の社会で重要だといわれる、愛、家族、お金について描いています。そのすべてが相まって、さまざまなことに気づかせてくれるドラマです」
ここで、スクリーンにはイ・スンギが演じたソヌ・ファンの生意気な態度が映し出される。




――傍若無人な役を演じられていたときは、どのような気持ちでしたか。
イ・スンギ「特に何か考えて演じていたというよりも、もともとは、みなさんが私に対して持ってくださっているイメージを気にすることなく、きっと人間ならだれもが自分の中に持っているであろう、自己中心的なところやわがままな部分を出してみようと演じました」
(ページ2に続く)

イ・スンギとハン・ヒョジュは2010年の来日時に何を語ったか(前編)

イ・スンギとハン・ヒョジュは2010年の来日時に何を語ったか(後編)

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