ソウルに転勤となった日本人社員がホトホト困ったことは?

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日本の企業に勤める人がソウルに転勤になったとする。隣国で働くことになった人は、果たしてどんなことに困惑するだろうか。実際にソウルに転勤になった人に取材して、切実な話を聞いてみた。




「ソメ」とは何か

今、ソウルにいて一番困っていることは何か。
それは、なんといってもミセモンジだ。
このミセモンジとは、大気汚染のことである。風がないときは、本当に視界が悪くなるほどソウルは大気汚染がひどくなっている。
ときには、携帯電話に政府から「高齢者と子供は外出させないでください」という緊急通知が入ってくるほどだ。
韓国の人たちは、ミセモンジの発生源は中国だと考えている。中国で起こる深刻な大気汚染が、風に乗って朝鮮半島まで運ばれてくるというわけだ。
文在寅(ムン・ジェイン)政権は、人工雨を降らしてミセモンジを防ごうと考えているが、効果のほどは疑問である。いずれにしても、風が吹いてミセモンジが霧散するのを期待するしかない状況だ。
他に、家族でソウルに転勤となった人の場合は教育問題が気になっている。




ソウルに駐在するとき、日本人は多くが二村(イチョン)に住む。
ここはソウルの中の「日本人村」で、快適な高層アパートが揃っている。よって、住まいに関しては困ったことはそれほどない。
ただ、子供がいる場合は教育問題で悩まされる。
麻浦(マッポ)区に日本人学校があるので、そこに通わせることになるが、授業が全体的に遅れがちだという。日本にいるときと比べて、勉強の進み具合が悪くなるのだ。
このあたりは、親としても心配だろう。
さらに、職場での人間関係を見てみよう。
ここにも困ったものがある。それは「ソメ」である。
これは、「ソジュ(焼酎)」と「メッチュ(ビール)」を混ぜた飲み物のことだ。
今、韓国の職場でみんなで飲みに行った場合には、最初にソメを飲むのが習慣になっている。




もともと、韓国ではビールより焼酎のほうが圧倒的に好まれるのだが、夏になるとソウルも気温が急上昇して40度近くになる日もある。とにかく暑い。そのときに冷たいものが飲みたくなるけれど、ビールだとアルコール度数が軽すぎるので、韓国の人たちには物足りない。そこで、焼酎とビールを混ぜたものが出番となる。
その習慣が冬になっても続き、今やソメが会食時の乾杯で多用される。さらに3杯くらいソメを飲んだ後に、お決まりの焼酎に移るのが今や韓国でのトレンドだ。
この習慣に戸惑う日本人社員が多い。焼酎をストレートでグイグイ飲むのも不慣れだし、ましてや「まずビール」でなく「まずソメ」というのはちょっと困りものだ。
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