兵役免除の問題点
兵役免除となった人たちは、４週間の基礎軍事訓練を受けると、あとは一定期間の特技奉仕活動の義務があるだけだ。
通常の兵役履行者のように軍務に就く必要はまったくなく、今までのようにスポーツや芸術の分野で活動ができる。
そうした状況の中で、不公平だという意見が多くなってきた。
たとえば、アスリートの場合、オリンピックとアジア大会だけを対象にして世界選手権が含まれていないことだ。
また、芸術分野ではクラシックや国楽だけが対象となっていて、一番ファンに親しまれている大衆芸術が除かれていることだ。
こうした不公平感をさらに増大させたのが、ＢＴＳ（防弾少年団）の人気が世界中に拡大したことだ。
ＢＴＳが兵役免除にならないのはおかしい、という意見が強くなってきた。
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