韓国のビックリ/追記編8「ハングル」

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偉大な文字

画期的な訓民正音であるが、普及はそれほど進まなかった。やはりエリート層が抵抗し、漢字にこだわり続けたからである。せっかく新しい文字ができたのに、朝鮮王朝の公式文字は漢字のままだった。
一気に普及が進んだのが19世紀の末だ。




日本や欧米列強に干渉されていた時期に、民族固有のものを大切にする風潮が生まれ、その中で訓民正音が見直されたのである。また、優秀な国語学者が訓民正音を使いやすく体系化したことも大きかった。
その頃からこの文字は「ハングル」と呼ばれるようになった。「ハン」は「偉大」で、「グル」は「文字」だ。
つまり、「ハングル」は「偉大な文字」という意味である。
日本の植民地から解放された1945年以降、ハングルは韓国の公式文字となり今に至っている。(ページ3に続く)

韓国のビックリ/追記編9「祭祀」

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