朝鮮王朝おもしろ人物列伝(4代王・世宗編)

このエントリーをはてなブックマークに追加

第10回 ハングルを創製した4代王・世宗

朝鮮王朝27人の王の中で、今も尊敬を集めている4代王・世宗(セジョン)。彼は、在位中にある大きな功績を残したが、いったい何をしたのだろうか。世宗の偉大さについて語っていこう。

pGeoMOeYF7NiJSF1465431911_1465431939

幼いころから聡明だった

朝鮮王朝3代王・太宗(テジョン)の三男として生まれた忠寧(チュンニョン)。朝鮮王朝時代は、原則的に長男が後継ぎとなるのだが、忠寧には兄が2人いたので、もともと王になれるはずがなかった。しかし、これまでの王家の代替わりを見てみると、意外と長男が王になっている例は少ない。実際、太宗も五男でありながら王になった人物である。

そんな太宗には、自分の後継ぎを誰にするかという悩みがあった。原則を守るならば、後継ぎは長男の譲寧(ヤンニョン)だが、太宗は三男の忠寧に王としての資質を感じていた。そんな父親の考えに譲寧が気づいた。最初は戸惑いを見せた譲寧だが、「自分より頭のいい忠寧が王になれば国も安泰になるはずだ」と思った。すると、彼は無能を装うという大胆な行動に出た。

その結果、譲寧は陰で側近たちから嘲笑されるようになる。さらには酒浸りになり、王宮を抜け出しては放蕩を繰り返した。ついに、譲寧は王位を継承する権利を剥奪されてしまう。




二男の孝寧(ヒョニョン)は、兄の行動に驚きを隠せなかったが、「自分が父上の後を継ぐことになる」と思うと、一層勉学に励んだ。しかし、そうしていくうちに自分の限界を感じて、さらには兄である譲寧の行動の意図を理解したのである。その後の孝寧の行動に迷いはなく、弟の忠寧に後継ぎの座を譲り、頭をまるめて仏門に入ってしまった。

父と2人の兄に認められた忠寧の聡明さを示す、多くの逸話が残っている。

幼いころから本を読むことが好きだった忠寧。10代のときに長く病床に就いていたことがあったが、それでも本を読むことを止めなかった。見るに見かねた太宗は、側近に本をすべて隠すように伝えた。しかし、忠寧は屏風の裏にあった本を1冊引っ張り出して、それを何百回も読んだのである。

ページ:

1

2 3

関連記事

本サイトの構成

本サイトは以下のジャンルに分類されています。
左上にカラーで色分けされた各ジャンルがありますので、それぞれにクリックをして目的のジャンルにアクセスしてください。
[各ジャンルの紹介]
●兵役
・東方神起の兵役
・イ・ミンホの兵役
・2PMテギョンの兵役
・スター兵役情報
・社会服務要員
・義務警察
・兵役の一般知識
●韓流スター
・東方神起
・防弾少年団
・スタートピックス
・スター物語
●ドラマ情報
・ドラマトピックス
・話題作
・「テバク」
・朋道佳のイチオシ
●おもしろ人物列伝
●歴史物語
・光海君/仁祖
・貞明公主
・時代劇の登場人物
・日韓/韓国の歴史
●韓流ライフ
・コラム
・やさしく覚えるハングル
・ヒボン式ハングル
・韓国のビックリ
・韓国情報
・韓国料理
●紀行/対談
・韓国紀行
・日本のコリアを行く
・対談
●ロコレ?/会社概要
・ロコレとは?
・会社概要

ページ上部へ戻る