精神的に余裕ができる
兵役で10カ月の軍務を終えて11カ月目に入ると、一兵から上兵(上等兵)に昇級するのが一般的だ。
つまり、テギョンも7月からは上兵になることが予想されており、一兵は6月までということになりそうだ。
上兵になると、兵役履行者の中で格が上級レベルに入っていく。
二兵や一兵の上官としていろいろと指示を出すこともできるし、軍隊の中でも比較的時間が自由になってくる。そういう意味では、一兵と上兵では精神的な余裕がまるで違ってくる。
本来は腰の怪我によって入隊しなくてもいい立場なのに、腰の手術までして現役兵としての軍務にこだわったテギョンのことなのだから、上兵となっても明確な目標を持って忠実に軍務に励むことだろう。(ページ3に続く)