積んだ経験があとで生きてくる
かなり年下の同僚たちと切磋琢磨しながら年長としても行動しなければならないので、ジョン・ヨンファが肉体的にも精神的にもきつくなるのは確かだ。
大事なことは、絶対に無理をしないこと。
常に、怪我を未然に防ぐ心構えが必要だ。
その末に特攻連隊で兵役を全うしたならば、それは大変な自信につながる。
ここはぜひ、海兵隊で立派に軍務をやり遂げたヒョンビンの言葉を参考にしてほしい。ヒョンビンはこう言っている。
「今の時点で自分を一度見つめなおし、今後の将来に向けてじっくり考えてみたかったのです。そのようにして軍隊生活を送りました」
「私がしている仕事は経験を積むことが大事なので、ここで過ごす経験があとでとても生きてくると思います」
並々ならぬ決意で特攻連隊に志願したジョン・ヨンファは、兵役を通して将来につながる貴重な経験を得ることだろう。
文=康 熙奉(カン ヒボン)
ジョン・ヨンファが所属する第2軍団・第702特攻連隊とは何か?
ジョン・ヨンファが入隊した勝利部隊(第15師団)はどんな部隊なのか?