隣国開催のメリット
日本から韓国に行って応援する人がとても多かったという事実も、好成績を後押ししていた。
今回の日本の活躍は、女子スピードスケートと男子フィギュアスケートで顕著だったが、両競技の会場には多くの日本の応援団が駆けつけ、アウェイというよりホームで試合に臨んでいるような雰囲気だった。
これは、選手にとって大変な励みになる。
しかし、欧米の開催なら、こうはいかない。応援の人たちも、遠い欧米や北米での開催なら二の足を踏むことがあったかもしれない。やはり、近い隣国での開催が応援の活気を促したのだ。
選手のコンディション作りや応援の盛り上がり。時差のない韓国の開催を日本は大いに生かした。
逆に言えば、2020年の東京オリンピックの開催は、地元日本はもちろんのこと、韓国も大きな活躍が期待できる。
やはり、広い世界の中で隣国で開催されるオリンピックというのは、大きなアドバンテージなのである。
文=「ロコレ」編集部
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