韓国の「引っ越し祝い」は面白い!

このエントリーをはてなブックマークに追加

パーティーを開く人とは?

洗剤や石けんには「財産が泡のようにふくらみますように」、トイレットペーパーには「いつまでも幸せが長続きしますように」という願いが込められている。
日本では考えられない習慣だけに、洗剤や石けんやトイレットペーパーを贈るというのは面白い。
昔はマッチを贈ることもよくあった。「燃え上がる火のように財産も大きくなりますように」という意味が込められていたのだが、マッチ自体があまり使われなくなったため、今はその習慣もほとんどなくなった。




また、かつては近隣の住民にお餅を配る習慣もあったのだが、最近はあまり見かけなくなってしまった。
しかし、挨拶は絶対に欠かせない。それほど韓国では、近隣住民との付き合いを大事にするのだ。
引っ越し祝い自体は韓国ではとても自然な習慣だが、自宅でお祝いする人がほとんどで、パーティーまで開く人はまれだ。ドラマの中で引っ越し祝いのパーティーの場面が登場するのは、御曹司や令嬢といった登場人物たちの裕福さを強く印象づけるためだと思われる。実際、パーティーのように華やかな場面はドラマの中でも映えるのは確か。しかし、普通の庶民はそこまでお金をかけたりしない。
やはり、ドラマのほうが現実より派手になっている。

文=「ロコレ」編集部

韓国はなぜ日本の植民地になったのか(前編)

日韓政治問題に翻弄されない「頼もしき韓流」

少女時代の問題は韓国の何を物語っているか

韓国の哀しみは韓国にいないとわからない

ページ:
1

2

関連記事

  1. 100年以上も続く老舗が日韓でどう違うのか

  2. 現場リポート!韓国の結婚式はこんな感じになる

  3. 韓国社会のルールブック「第9回・祭祀」

  4. 引っ越しの季節!韓国での事情は?

  5. 李秀賢(イ・スヒョン)さんが見ていた青い空

  6. 朴槿恵大統領を弾劾に追い込んだ国民の怒りの声

  7. 韓国社会のルールブック「第20回・酒の飲み方」

  8. 韓国社会のルールブック「第33回・取り皿」

  9. 韓国でよくある「ひったくり?」と勘違いされる行為とは何か

PAGE TOP