チュンサンとユジンの2人乗り
要するに、「乗るならば自動車に乗るべし。タラタラと自転車に乗る姿は見栄えが悪い」と思われがちなのです。
それは、大都市でも地方でも同じです。
かくして、韓国の人の多くは、クルマに乗るか悠然と歩くか、という選択肢になり、自転車に乗ることが少なくなります。
ただし、若者にとって自転車は、青春の躍動感を如実にあらわす乗物としていいイメージがあります。
特に、2人乗りというのは映像的にも見栄えがします。そこで、純愛ドラマで自転車に2人で乗るシーンが登場したりします。
そういえば『冬のソナタ』でも、高校生時代のチュンサンとユジンが自転車の2人乗りをしていました。
あれは、自転車を使った数少ない名場面でした。
文=「ロコレ」編集部