韓国のドラマは女性が書いて男性が撮る

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男性ではあそこまで書けない

韓国では脚本家も作家と呼ばれる。仮に作家であれば、純粋に文学をやりたいというのが韓国の男性のプライドなのである。
昔はドラマに携わった作家は堕落している、と言われた時期も確かにあった。
その一方で、女性なら脚本家は恵まれた職業だ。




自宅でもできるし結婚していても時間が自由になる。しかも、男性のような古くさいプライドもない。
さらに言えば、男性は脚本家より演出家をやってみたいものなのだ。演出家の場合は総合的にスタッフを動かしていかなければならない。そういう仕事に男性は魅力を感じるが、女性はそうではない。
しかも、女性は確実に男性よりも生命力があるので、忍耐強く書くという仕事にも向いている。
そういう事情から、韓国ドラマの脚本家の世界は女性たちが占領していて、男性が入るすきがない。でも、それでいいのかもしれない。
たとえば、『冬のソナタ』にしても、女性2人が脚本を書いたから、あれほどの純愛物語に仕上がったのである。
男性ではあそこまで書けない。
これからも韓国の女性脚本家が面白いドラマをたくさん書いてくれるだろう。

文=「ロコレ」編集部

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