軍隊での人間関係について
あの日から21カ月が経った。
誰にとっても、長い21カ月だった。
しかし、より成長するために必要な21カ月だったのかもしれない。ファンにとっても、もちろん、本人のユンホにとっても……。
そのことを実感させる「素敵な怪物」が、取材陣の前に現れて語った。
「軍隊生活を本当に興味深く過ごしました」
言葉のアクセントに、ユンホの心情がこもっていた。
「本当」という言葉は韓国語で「チョンマル」と言うが、ユンホは特別に「チョンマル」に強いアクセントを置いた。
その言葉を聞いた瞬間に、「ああ、軍隊の生活は彼にとって『本当に』興味深かったのだろうなあ」と実感できた。
気になっていたのが、軍隊での人間関係だった。それについてユンホはこう述べた。
「なんと言いますか、社会ではユノユンホでしたが、すべてを置いて軍隊へ行きました。第26師団の軍楽隊で勤務をしましたが、幹部の方々や一緒に過ごした戦友たちも人間チョン・ユンホとして接してくださり、その中で私が成長する契機ができたと思います」(ページ3に続く)