徴兵検査で3級までに判定されれば現役兵!
韓国に生まれた男子ならば、19歳になる年に徴兵検査を受ける。その徴兵検査では、1級から7級までの兵役等級に分類される。そして、1級から3級までが現役兵として実際に軍隊に入る。
持病があるなどの理由によって4級に判定されると補充役となり、社会服務要員として役所などで働いて兵役の代替勤務をすることになる。
また、現役兵として軍務に就くべき人も、選抜試験に受かれば義務警察に入って兵役を履行することもできる。
なお、現役兵として軍務に就く期間は、陸軍と海兵隊が21カ月、海軍が23カ月、空軍が24カ月となっている。
しかし、その軍務が終わっても兵役は終わらない。除隊後は戦時に召集される予備役となり、40歳になるまで毎年定期的な軍事訓練を受ける。つまり、完全に兵役が終わるのは40歳なのだ。このように、韓国における兵役は非常に長期間にわたる。(ページ3に続く)