社会服務要員になる可能性
先に述べた「等級」は、兵役対象者の身体状況によって決められるものだ。
1級から3級が「現役兵」に相当する。
持病などを理由にして4級になると、補充役(戦時にのみ召集される人)となり、通常は社会服務要員として兵役を履行する。つまり、役所などで働くのである。
ソ・イングクの場合は、どうなるか。
一定の治療をして再度の身体検査を受け、「現役兵も可能」と判定されれば、彼はすみやかに入営して新兵訓練に臨むことになる。
しかし、「等級」が4級に変更になれば、現役兵ではなく社会服務要員として兵役を履行することになる。
一般的に、社会服務要員は現役兵より兵役期間が長くなる。今後の治療期間も必要なので、ソ・イングクが芸能界に復帰するのは、当初の予定よりかなり遅れることになるだろう。
文=康 熙奉(カン ヒボン)