光海君(クァンヘグン)と綾陽君(ヌンヤングン)と貞明(チョンミョン)公主

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貞明公主と綾陽君

貞明公主から見れば、定遠君は異母きょうだいであり、定遠君の息子の綾陽君は甥になる。
しかも、貞明公主は正室から生まれているが、綾陽君は側室系である。格の違いは歴然としている。




ドラマ『華政』では、綾陽君が貞明公主に高飛車な言い方をしていたが、儒教的な価値観を重視していた朝鮮王朝では、考えにくい態度であった。綾陽君がたとえ王になったとしても……。
もう一度、血のつながりを整理すると、14代王・宣祖から見て、光海君は側室が産んだ息子、貞明公主は正室が産んだ娘、綾陽君は側室系の孫ということになる。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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