康熙奉(カン・ヒボン)が語る「仁祖(インジョ)の功罪」(後編)

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光海君(クァンヘグン)に代わって王となった仁祖ですが、特別な政策を持っていたわけではありません。あくまでも、弟を殺されたという私憤と、王になりたいという野望でクーデターを起こしたのです。

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統治者としての評価

実際に王になってみると、仁祖は統治者として不適格な面も出てきます。そのあたりは、韓国時代劇『華政(ファジョン)』でもしきりに描かれていました。
ドラマの中で、即位直後の仁祖の精神的な不安感がすごく強調されていました。




確かに、クーデターを起こすまでの仁祖は、統率力のある見事なリーダーだったと思いますが……。
王になった後の政治家として見ると、足りない部分が多すぎたのです。(ページ2に続く)

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