『華政(ファジョン)』解説!光海君(クァンヘグン)を支えた大北派とは?

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栄華は長く続かなかった

光海君の治世時代に朝鮮王朝は大北派の天下となった。
この大北派の大物高官が李爾瞻(イ・イチョム)であり、一緒に結託して悪事を働いたのが金介屎(キム・ゲシ)である。
2人は『華政』にひんぱんに登場してくる。
史実では、李爾瞻と金介屎が陰謀をはかって永昌大君を1614年に殺害した。これによって、永昌大君を支持していた小北派は勢いを失った。
しかし、歴史は繰り返す。




天下を取っていた大北派だったが、光海君が1623年にクーデターで王宮を追放されると没落してしまった。栄華は長く続かなかったのだ。
代わって、少数派に転落していた西人派が巻き返し、以後は西人派が朝鮮王朝の主導権を握った。
以上のように、党争において勝者はめまぐるしく変わった。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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