イ・ビョンホンの言うとおり
12月12日、ソウル市内で行なわれた映画『マスター』のメディア配給試写会に出席したイ・ビョンホンはこう語っている。
「悪役のロールモデルとして参考になる人が世の中にはあまりに多い。ひどいことだが、現実はその通りです」
この言葉を聞いて、誰もが納得してしまうだろう。
なにしろ、ドラマや映画の悪役より、現実世界に登場した悪役のほうがはるかにスケールが大きいのだから。
大統領より権力を持った悪女なんて、今までは想像すらできなかった。そういう意味でも、今年の韓国は恐ろしい1年を経験してしまった。(ページ3に続く)