日本では恒例の「今年の漢字」が12月12日に発表になった。選ばれたのはズバリ『金』。リオ五輪の金メダルラッシュやマイナス金利が由来かもしれないが、あまりに生々しい漢字だ。一方、韓国の場合ならぜひ『悪』を推奨したい。
崔順実事件の闇は底なし
今年の韓国を表す漢字として『悪』を持ち出してきたのは、崔順実(チェ・スンシル)事件が大騒動を巻き起こしたからだ。
事件を象徴しているのが『悪』。この漢字からイメージするのは、悪女、悪役、悪弊、悪夢……。いくらでも出てくる。
結局は、大統領まで国会で弾劾される事態にまでなった。崔順実事件の闇は底なしだ。これからも様々な悪弊があぶり出されてくるだろう。(ページ2に続く)