除隊後の復帰作
ご存知の方も多いでしょうが、『太陽の末裔』は韓国で2016年2月から4月まで放送され、最高視聴率38・8%という記録を誇ったドラマです。
主演のソン・ジュンギは、先日韓国で開催された「2016 APAN STAR AWARDS (アジア太平洋スターアワード)」で大賞を受賞しました。
ほかにも第52回百想芸術大賞でTV部門大賞を受賞。ヒロインのソン・ヘギョと共にベストカップル賞にも選ばれ、数々の賞を総なめにしています。
とにかく、『太陽の末裔』は2016年の韓国ドラマ界を揺るがすほどの大ヒットドラマとなったわけです。
また、『太陽の末裔』は韓国だけでなく中国をも揺るがせてしまったことを知る方も多いでしょう。
中国企業がこのドラマに多くの出資をしていることもあり、中国国内でも大ブームになりました。中国政府が「韓流ドラマの見過ぎに注意」と警告を促すほどになってしまった事実も、この作品がいかにおもしろいかを物語っています。
ソン・ジュンギは2008年に映画『霜花店(サンファジョム)~運命、その愛』でデビューし、ドラマ『トキメキ☆成均館スキャンダル』や『優しい男』で人気を博した俳優です。2013年8月に入隊して1年9か月の間、立派に任務を果たした後、2015年5月に除隊しました。
そして、『太陽の末裔』が除隊後の復帰作となったわけですが、この作品を撮影するにあたり、軍務の経験が大変役に立ったとインタビューでも語っています。
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